法律相談zoo > クリーニングに出した洋服が紛失!?

Q:弁償してもらえそうだけど…
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クリーニングに出したのを忘れていたスーツを取りに行ったら、スカートだけ紛失してしまったとのこと。弁償はしてくれるそうですが、スーツのスカート分だけ弁償されても困ります。スーツを弁償してもらうことはできますか?

 

A:クリーニング事故賠償基準が適用されれば大丈夫。
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全国クリーニング生活衛生同業組合連合会では、消費者を守るために「クリーニング事故賠償責任基準」を定めていて、これによると、トラブルの原因がクリーニング店にあるかどうかにかかわらず、消費者に補償することと決められています。しかもスーツのように上下一対となっているものは、なくなったのがスカートだけでも、上下分の損害賠償請求が可能です。ただし、クリーニング店が荷物を預かった日から、90日を過ぎても引き取りに行かなかった場合には、損害賠償に応じてもらえません。ご注意を!

賠償額の決め方は、品物の再購入金額(新品価格)×購入時から経過年数に応じて定められる保障の割合で、例えば、冬のスーツの平均使用年数は4年。1年前に購入したスーツで今購入すると50,000円で、使用状況がB級の場合、補償割合は72%。賠償額は50,000円×72%=¥36,000となります。もしスーツの再購入金額が不明なら、ドライクリーニングの場合でクリーニング代金の40倍、ランドリーの場合で20倍となっています。
購入金額が高いことが証明できたり、慰謝料を請求する理由があれば、この計算方式の金額より高額な請求をしてもかまいません。金額の折り合いがつかなければ、裁判で争うことになります。
またこの「クリーニング事故賠償基準」が適用されるのは、厚生労働大臣が認可しているSマークのお店と、47都道府県の各クリーニング生活衛生同業組合連合会に登録している組合加盟店のLDマークのお店となります。

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