法律相談zoo > 運転中いきなり飛び出してきた自転車と衝突

Q:どのように対処したらいいでしょうか?
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狭い道路を車で走っている時に、いきなり自転車に乗った若者が飛び出して来て、ブレーキを踏んだのですが間に合わず引いてしまい、全治3か月のけがを負わせてしまいました。彼は専門学校をを卒業し、就職が決まっていたようで、相手のご両親からも辛くあたられます。いきなり飛び出してきたので、こちらも防ぎようがなく。どのように対処したらいいでしょうか?

 

A:過失相殺になる可能性も。弁護士に相談してみましょう
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交通事故の加害者には、形事上、行政上、民事上の3つの責任が科せられます。今回のケースでは、刑事上の責任は、ケガをさせてしまったことで業務上過失傷害罪となり、禁錮刑や罰金刑などに処せられること、行政上の責任は免許停止や取り消し処分を受けること、民事上の責任は、被害者に対する治療費や慰謝料の損害賠償請求を受けること、となります。
ただ、いきなり飛び出してきたなど、被害者のほうにも過失がある場合、加害者だけが一歩的に損害賠償を支払うのは不公平なので、過失相殺というものがあります。具体的には自動車が走っていた道路と自転車が走っていた道路の優先関係によって割合が決められ、過失割合が車70%、自転車30%の道路で、自転車の飛び出しという重過失分の15%がプラスされ、車55%、自転車45%という割合になることも考えられます。
急に飛び出してきてどうしようもなかったということが認められれば、車側の責任がなくなる可能性もあります。交通事故で被害者がケガをしたり、入院したりすると、相手との交渉がスムーズに進められないこともあるので、弁護士に相談した方がいいでしょう。示談が成立しなければ裁判で争うことになります。

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